知って得する!ちょい足し情報局12月号
「コート紙90kg」の表記は、用紙の種類と厚みの2つの情報を伝えるものです。
今回は用紙の厚みについてご紹介させて頂きます。
用紙の厚み
「コート紙90kg」の90kgは、連量を表します。連量90kgですと、一般的に四六判(788×1091mmサイズ)の紙1,000枚で90kgの重さになることを表します。したがって、同じ種類の用紙の場合、連量が大きくなるほど紙が厚くなることを表します。実際の厚みと主な用途をご紹介いたします。
連量(四六判) | 厚さの目安 | 主な用途 |
220kg | 0.25~0.30mm | 名刺・ポストカード・ページ数の多い冊子の表紙など |
180kg / 超厚口 | 0.21~0.26mm | 名刺・ポストカード・冊子の表紙など(官製ハガキとほぼ同じ厚み) |
135kg / 最厚口 | 0.13~0.19mm | DM・カタログ・ポスター・商品パンフレットなど |
110kg / 特厚口 | 0.10~0.16mm | ポスター・会社案内・チケットなど |
90kg / 厚口 | 0.09~0.13mm | チラシ、フライヤー全般・冊子の本文など |
70~73kg / 中厚口 | 0.08~0.10mm | 折込みチラシ・フライヤーなど(一般的なコピー用紙とほぼ同じ厚み) |
55kg / 薄口 | 約0.08mm | ページ数の多い冊子の本文など |
53kg | 約0.058mm | 折込みチラシなど(大部数のものに適しています) |
厚口、薄口などの表記は上質紙などでよく使用される名称です。
実際には
限られた費用で効果的な広告物を作成しようとするときは、ついデザインのみに注目しがちです。しかしながら、用紙の種類と厚みによって広告物の印象は大きく変わります。用紙とデザインの組み合わせが悪ければ、伝える力が半減してしまうと言っても過言ではありません。
弊社にご相談頂ければ、広告物の狙いを明確にした上で、なぜその用紙を使うのか、なぜそのデザインにするのか、も含めてご提案させて頂きます。お気軽にご相談ください!